2019年2月の本

*1" src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41DVFwOBMAL._SL160_.jpg" alt="不平等との闘い ルソーからピケティまで *2" /> 不平等との闘い ルソーからピケティまで *3 作者: 稲葉振一郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/05/20 メ…

2019年1月の本

今月は以下。 『世界という背理』(竹田青嗣) 『企業価値の神秘』(宮川壽夫) 『肉体の悪魔』(ラディゲ・中条省平 訳) 世界という背理―小林秀雄と吉本隆明 (講談社学術文庫) 作者: 竹田青嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/04 メディア: 文庫 ク…

サマセット・モーム

「短編小説の最高峰」という触れ込みに誘われて読んだ『雨』(とその他二篇)がけっこうおもしろく、読まねばと思ってずっとウィッシュリストで放置していた『月と六ペンス』も続けて読んだらこれもまた悪くなかったので、短編集『ジゴロとジゴレット』もあ…

堀江敏幸『河岸忘日抄』

いつ読んだかいつ感想を書いたかもあんまり覚えてないが、Evernoteに転がってたから放出しておく。 ★ 昨年仕事を辞めた後、半年くらい無職だった。「充電期間だね」と言ってくれた人もいたが、そんな風に意味のあるものとして捉えたくない時もある。 ただの…

村上龍『「わたしは甘えているのでしょうか?」(27歳・OL)』

「わたしは甘えているのでしょうか?」(27歳・OL) (幻冬舎文庫) 作者: 村上龍 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2009/04 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (11件) を見る ちょっと笑えるタイトル。人生相談本って、なかなかまともなのがな…

4月に読んだ本

並行してアンダソンの短編を読んだりもしていたのだが、『八月の光』をじっくり読んでいて気がついたら月末だった。『タタール人の砂漠』は3日くらいでサラッと読めた。やっぱりガイブンはいいですね。 八月の光(上) (岩波文庫) 作者: フォークナー,諏訪部浩…

3月ブックレビュー

このほかにも色々読んではいたんですが。カーヴァーの短編をじっくり読み直してみたり、ようやく経営戦略・ビジネスモデル全史を読んだり(面白かった)、久しぶりに大江健三郎(『個人的な体験』)を読んだり。 まあしばらくは気が向いたやつだけを書く感じ…

Only the good die young

4月ですね。あちこちでいかにも大学を卒業したての新入社員を見かけます。就職活動とかいうカフカ的に不条理な行事をクリアしてたどり着いた場所がブラック企業とかじゃないといいのだけど。何のスキルもなくたって、若いというのはそれだけで何億円の資本価…

自由とはかくなりや(雑記)

ついに年齢的にアラサーという区分に突入した。その一つの表れなのかと勝手に思ったりしているのだが、最近、「すべてを手に入れることはできないんだぞ」という(脳内の)声が聞こえる。「選べ」と。それは「選んでいいんだよ」という風にも、「選ばんと死…

サラリーマンは一年に何冊本が読めるのか

番外編ということで。 就業時間がかなり不規則だった前職と比べて、良くも悪くも勤務時間が固定されている身分になり(とはいえ一般的なサラリーマンに比べるとうちの勤怠は相当ユルいのだが)、一日に使える自由な時間というのがけっこうはっきり決まってい…

2月に読んだ本

2月は引越しもあったわりには人並みに本を読んだ気がする。 でも読んだらすぐに書かないとダメですね。忘れちゃうから。 人はなぜ「上京」するのか(難波功士) 人はなぜ<上京>するのか (日経プレミアシリーズ) 作者: 難波功士 出版社/メーカー: 日本経…

2018年1月読んだ本

2017年に読んで面白かった本についてアップしようと思っているうちにもう1月終わりかけてるんでこっちを。 年始のバイトやら引っ越し手続きやらなんやらで忙しくしていたので全然本が読めなかった…。ので、とりあえず2冊だけ(しかも片方は漫画)。思いつい…