サラリーマンは一年に何冊本が読めるのか

番外編ということで。
就業時間がかなり不規則だった前職と比べて、良くも悪くも勤務時間が固定されている身分になり(とはいえ一般的なサラリーマンに比べるとうちの勤怠は相当ユルいのだが)、一日に使える自由な時間というのがけっこうはっきり決まっている。
 
で、今せっかく読書ログをとっているので、読書にあてられる時間について考えてみましょう、という。
積読はどこまで許されるのか、Amazonの欲しいものリストに積みあがる膨大な「いつかは読みたい本」たちは本当に死ぬまでに読めるのか。本読みとしてはあまり直視したくない問題であるけど、「残り時間」を計算してみることで、仮説的に考えてみることはできる。
 
そして月収が決まっているサラリーマンは時間面だけじゃなくて、金銭面でもかなり正確なポートフォリオができる。
これはまた機会があればブログにしたいけど、
時間とお金のポートフォリオを作って両方をじっと眺めていると、いろんなことがわかる。
まあすべては理論上の話だけど、一回やってみるとすごく面白いです。
自分用に考えたのまんまなんで適当なとこは見逃してください。
 
<平日>
朝はギリギリまで寝てるんで、起床してから出勤するまでに自由時間はほぼない。
(通勤が長い人は通勤時間は有効活用できますね)
ので、帰宅してから寝る時間までで考えればよい。
19時退勤、20時帰宅、0時就寝。自由時間を3hとする。
 
<休日>
休日はどうしても朝寝坊だし、どっかに食事に行ったりもするし、洗濯・掃除もあったりなんで、自由時間を10hとする。
 
で、週の自由時間は25h。
そのまま計算すると一年の自由時間は1350h。
でも年間休日110日と仮定すると、
一年の自由時間はおよそ1850h。
まあ繁忙期はけっこう残業もあるし、上記二つの計算の間をとって一年の自由時間は1500hくらいかなあ。ガバガバだけど。
 
で、読書について考えてみる。
まず、一冊の本に平均3時間かかるものとする。
まあ現実的に考えて、年間100冊の目標というのが妥当ではないかと思う。
自由時間の5分の1を読書に費やす。どう?
本読みとしてはずいぶん少ないじゃないの、という気がしないでもないけど、
ブレイクダウンしていくと意外とこれはこれで現実的な数字だったりする。
年間100冊ということはひと月に8冊ちょっと。一週間に2冊。これを簡単ととるか難しいととるか。
(もちろん長期休みに集中して本を読めば平均として週2冊は決して難しくはないのだが、できれば個人的には平時からそれくらいは頑張って読みたいところ)
 
ちなみに、お金の話もちょこっと入れると、俺は月の書籍予算を15000円とっている。
15000円を8で割ると、一冊あたり約1850円。
まあ、1500円以下の本であれば悩まずに買ってもよいということになる。
(しかし1800円もする本を月に8冊も買うかといわれるとアヤシイので、書籍代には映画代も含めている。映画ならちょうど一本1800円だ。
もちろん、本はハードカバーや新刊を買う方が多い、という人は書籍代がもっとかかる。)
 
以上。
まあものすごおくザックリつくってこんな感じです。
一冊3時間ってどうなの、とかいろいろあるんだけど、俺にとっては上に出した数字はそこまで現実から乖離していない。
現実は計画通りにいかないですが、それでも計画を立てることは無意味じゃない、と思う。
もっといいやり方があったら教えてください。
 
P.S. 学生時代はこういうことをあんまり考えずに済んで、手当たり次第興味のあるものを読みまくってたしそれでよかったんだよな。ていうか、わざわざ「週2冊読むぞ!」みたいに決意しなくたってバリバリ読んでたんだよね。やれやれ。